あれはいつやったやろ…みょん編

４月の中頃だっただろうか…
まだ完全に「夢の中」状態の朝５時をチョイ過ぎた頃だ。
お勝手口をけたたましく叩く音と共に

lyneちゃ～ん！！
ドアが開いてて猫が出てるわよ～！！！

と叫ぶご近所の青木さんの声に飛び起きた私。
どうやら前夜帰宅した時に後ろ手にドアをロックした筈が、カチッと閉めずにロックだけしてしまったらしい。

その日からみょんが行方不明になった。
前回のおかんの家出騒ぎに続き、またもや近隣にポスターを張りまくり、昼となく夜となく

みおぉ～～ん！みおぉ～～ん！！

と叫びながら犬の散歩をする「完全に様子のおかしい変なおばさん」に私はなった。（汗）

それから１ヶ月半程して、あちこちに張ったポスターも傷んできたので新しいのを張り替えようか…でももう無理かな…と半ば諦めかけていたある日のことだ。
例のご近所の青木さんが

lyneちゃ～ん！！
みょんちゃんみたいな子が家の裏に来てるわよ～！！

と電話をしてくれた。
そらぁおろろいたのなんのって…。
すっ転びそうになりながら駆けつけてみると…あははははははは。
しっぽまでガリガリに痩せ、顔半分が腫れ、眉間からは膿を垂らしていたものの、確かに家のみょんちゃんだった！あ、あは、あはははははははははは～。

その足で病院に行くとなんと子宮も腫れて膿みが溜まっているとかで、そのまま入院して手術を受けたのに、3日で退院して、今では凄い食欲をみせているみょんであります。

目出たし，目出たし。

って言うか、そこまで帰ってきてるんだったらとっとと家に帰ってこい！って言うか…。