9.11

行ってきまぁ～す！

という言葉と共に私の愛して止まない姪のみぃみから写メが届いたのは先週の金曜でした。

ニューヨーク。

そう。彼女は今年もあの「9.11」に合わせて駆り立てられるようにニューヨークへ写真を撮りに出掛けて行ったのです。ただし、今年は彼氏のボディー・ガード付き！

去年の同じ時期、アルバイトでお金を貯め、たったひとりで念願のニューヨークへ出掛けて行きました。
お土産のあちこちで撮影してきた大量の写真を見ましたが、特に「グラウンド・ゼロ」付近で撮ったものはどれも悲しくて切なくて、見ているだけで自然に涙が溢れてくるほど彼女の想いが伝わってくるものでした。あの場所で彼女の目に映った空気や世界が、そのまま写真に込められていたんだと思います。

たった１枚の写真にこれ程感動したのは私自身、初めてでした。
勿論、大切な人が撮った写真だから…というのもあるかも知れません。なにせ、叔母バカですから…。（汗）

でも私達はあんなに身近に戦争を感じたことがあるでしょうか…。
テレビを通して私達の目に映ったあの光景を、私達は忘れてはいけないと思います。
そして今頃、２７４９人が命を落としたニューヨークの世界貿易センタービル跡地「グラウンド・ゼロ」では大規模な追悼集会が行われていることでしょう。

みぃみは今年はいったいどんな写真をカメラに納めてくるんでしょうか。
ただただ元気で無事に帰ってくる事を楽しみに待っている叔母バカな私なのでした。